胃もたれや胃の痛みがあれば、生活習慣の見直しが有効なことが少なくありません。胃もたれや胃の痛みといった症状の原因多くが逆流性食道炎(胃食道逆流症)であり、逆流性食道炎の症状には生活習慣の見直しが有効だからです。

生活習慣で見直すとよいこと
胃もたれや胃の痛みがある人は、下記の5つに注意してみてください。
①食べ過ぎない
②食べてすぐに横にならない
③枕を高くして寝る
④肥満の人は体重を減らす
⑤刺激物(お酒、タバコ、カフェイン、香辛料)などを減らす
これらの対処で症状がなくなれば、逆流性食道炎かもしれません。胃もたれ、胃の痛みがある人はぜひ試してみてください。もし、試してもよくならないときには、ぜひ当院にご相談ください。逆流性食道炎に効果的な内服薬の処方や、逆流性食道炎以外の病気がないかどうかを調べる検査をご提案します。
2021/12/10
総合内科専門医・消化器病学会専門医 清水貴徳