糖尿病は早期発見・早期治療が重要!

受診することで対処可能な病気です

糖尿病は血液のブドウ糖(血糖)の濃度が、基準を超えて高値となることで診断されます。発症しても初期では自覚症状がありません。しかし、長年未治療のままであると、心筋梗塞や脳卒中につながるため、早期発見・早期治療が重要です。

糖尿病はどうやって発見できるか

見つけるには医療機関へ相談し血液検査や尿検査を受ける必要があります。定期的に健康診断を受けたり、何らかの自覚症状があれば保険診療で糖尿病の検査を受けたりすることでみつかります。これらの検査でも糖尿病かどうかの判断が難しいときには、ブドウ糖負荷試験という検査を追加で受けることもあります。ブドウ糖が含まれた飲料水を飲んだ後に、血液検査を複数回受けることで、血糖値の推移をより詳しく調べる方法です。この検査は糖尿病の早期発見に役立ちます。

どんな治療ができるのか

ここ10年で糖尿病の治療はすさまじい進歩をとげ、対処が大変しやすくなってきています。たとえば、2014年に発売されたSGLT-2阻害薬という内服薬が役立ちます。血中の過剰な糖を尿から排出することで糖尿病を治療します。排出される糖分のカロリー吸収が抑えられるため、体重を減らす効果も期待できます。このため、体重を減らしたいけれどもなかなか減らないといった糖尿病患者さんの治療に特に有用です。

どんな医療機関に受診するとよいのか

糖尿病と診断を受けた人は、専門医への受診をおススメします。たとえば、総合内科専門医や糖尿病専門医です。とはいえ、専門医でなくても糖尿病の診療が得意な医師もいますので、糖尿病の診療実績などについて医療機関に問い合わせをしてみるのもよいでしょう。また、十分な説明をしてくれるかどうかや、人間的に信頼できるか、話しやすいか、といった要素も重要です。

コロナ禍において必要な受診ができていない人がいる

コロナ禍においては、通院による新型コロナウイルス感染が怖いといった理由で受診控えとなっている人も多くいます。とはいえ、糖尿病などの生活習慣を見過ごすことはお勧めできません。最近血液検査や尿検査を受けていない人や、糖尿病と診断を受けているのに、受診が滞てしまっている人は、ぜひ受診をするようにしてください。糖尿病は受診をすることで、対処が可能な病気です。